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INTERVIEW 004

誰もが安心して働ける職場づくりを目指して。必要なのは、きめ細やかなコミュニケーションです。

工事保全課

遠藤 和也/ KAZUYA ENDOH

1982年入社

遠藤 和也

PROFILE

高校卒業後、鴻池運輸に入社して30年以上。クレーンの点検・保守をはじめとした設備工事畑を歩んできた。現在も工事保全課に籍を置く一方で、労働組合の執行委員長として、働きやすい職場環境の実現にも尽力している。

Question 01

これまでの経歴を教えてください。

遠藤 和也インタビュー${$count}

設備保全の道でキャリアを重ね、労働組合の執行委員長に。

高卒で就職してからというもの、鴻池運輸ひと筋で働いてきました。全国に数ある拠点のなかでも、和歌山支店は主要取引先である鉄鋼メーカーでの業務が中核をなしています。私自身は工事保全課に所属し、製鉄所内におよそ150台設置されているクレーンの点検・保守や、エンジニアの指揮・監督といった仕事を通じて、各種設備の安定的な稼働を支えてきました。

長らく現場中心の日々を送ってきましたが、10数年前からは支店の労働組合に執行委員として参加。2年前に委員長を務めるようになって以降は、事務処理や会議への出席など、組合関連の業務を優先させてもらっています。いまでもクレーン保守部門の管理担当の立場からトラブルへの対応指示、検査の立ち会いなどを行う場面もありますが、これらの業務は基本的に部下が代行。彼らの堅実な仕事ぶりには、心から信頼を置いています。

Question 02

仕事をするうえで心がけていることを教えてください。

遠藤 和也インタビュー${$count}

対面のやりとりを通じて、現場の声を吸い上げています。

直接の部下はもちろん、和歌山営業所で働く900名以上のスタッフは、全員が組合員。執行委員長として、誰もが楽しく安全に仕事に打ち込めることを何より望んでいます。腰を据えて働ける職場づくりに欠かせないのは、やはり良好な人間関係。給与や福利厚生など、待遇面の充実を図るためにも、互いに意見のしやすい関係性を築いておくことは、非常に重要だと思います。

そのうえでベースになるのが、日ごろの活発なコミュニケーションです。私も自らの足で各課をまわり、組合の配付物を届けるなど、機会をつくっては現場の組合員と話をするようにしています。「最近、調子どう?」といった何気ない会話からも、職場改善に向けたヒントは得られるもの。あくまで現場に寄り添う姿勢を崩すことなく、その声を丹念に拾い上げ、支店の運営に反映させていくことが、委員長である私の責務だと考えています。

Question 03

鴻池運輸 和歌山支店の魅力を教えてください。

遠藤 和也インタビュー${$count}

仲間と目的を共有し、ともに達成する喜びを感じてほしい。

職種の選択肢が幅広いことは、大きな魅力ではないでしょうか。和歌山支店は主に8つの課から構成されていますが、それぞれのなかには鉄鋼製品の製造に直接関わる仕事もあれば、ディーゼル機関車を運転する仕事もあります。もちろん、これまで私が取り組んできた点検・保守という道もあります。希望や適性、前職での経験などに基づき、一人ひとりに応じた活躍の場を用意できるのは、取引先との信頼関係があってこその強みです。

周囲と協力しながら、ひとつの目的を達成できることも、巨大なプラントで働くがゆえのやりがいだと思います。私の場合、幾度となくクレーンの突発的なトラブルに直面してきましたが、そのたびに同僚や協力会社と連携して対応。共同作業で大きな仕事を成し遂げる喜びを味わってきました。定年も近づいてきましたが、この気持ちをひとりでも多くの組合員に伝え、職場環境も充実させたうえで、次の世代にバトンタッチしたいですね。

ONE DAY SCHEDULEある一日のスケジュール

7:45

出社

クレーン保守部門の朝会に出席し、当日の共有事項などを確認します。

8:00

事務作業

組合関連の書類作成、関係各所への連絡などを行います。

12:00

昼休憩

1時間の休憩を挟みます。

13:00

事務作業

引き続き、事務作業にあたります。

15:00

会議

取引先の労働組合が、協力会社を集めて開く会議に出席します。

16:45

退社

定時は16時45分です。お疲れさまでした。

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